語源でとく古代大和
日本書紀や古事記、魏志倭人伝などに出てくる大和言葉は、古代史を考える上で、きわめて重要な情報を提供しているにもかかわらず、これまでその意味がよく理解されてこなかったのです。
『語源でとく古代大和』は、
★筑紫のツクシとは?★箸墓のハシとは? ★蘇我氏のソガとは?
といったコトバを一つの手がかりに古代史をひも解いています。
[内容の一部紹介]
第3章 ツクシのヒムカの語源解(PDF)
第7章 「この蟹や」の歌と物部氏(PDF)
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(目次)
Ⅰ邪馬台国
[1]陳寿の筆法―順路の記述と俯瞰的記述
[2]奴国の「奴」とは何か?
[3]「ツクシのヒムカ」の語源解 (本文PDF)
Ⅱ渡来を表す言葉
[4]磯城と磐余―シク・ハル・スブ
[5]箸墓・間人・布留―ハス・フル
[6]和珥氏のワニ
[7]「この蟹や」の歌と物部氏(本文PDF)
Ⅲ大和王権
[8]武内宿禰の虚実―タマキハル
[9]倭の五王―ワケ・ワキ・ワク
(付論)磐之媛はほんとうに葛城氏の媛か?
[10]雄略朝―鉄剣銘
[11]蘇我氏―シラカとタシラカ
[12]乙巳の変―韓人が殺した
(付論)継体天皇と辛亥の変
Ⅳ『記紀』を読む
[13]天のウズメが面勝神である理由
[14]スクナヒコナとはどういう神か
(付)スサノヲ・ミゾクヒ
[15]『書紀』の述作
―森博達『日本書紀の謎をとく』批判
Ⅴ古代地名を解く
[16]弟国と太秦
[17]カモとイヅモ